ご注文に際しての注意事項
1.牽引車について
トレーラを牽引する車両は様々な条件により制限されております。
トレーラーの重量・積載重量、牽引車の重量・ブレーキ制動、それぞれの全長や車幅などの条件をクリアし、トレーラーにお車検証に牽引車両を記載する必要があります。
牽引車がオフロードタイプの四輪駆動車の様に車体重量が重い場合は殆ど問題になりませんが、排気量が小さく車体重量が軽い場合には注意が必要です。
ご注文前でも牽引車がトレーラーを牽引可能かどうかの判断をさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
尚、牽引車にはヒッチメンバー(牽引装置)と電源コネクターの取付も必要となっております。
ご注文の際には、牽引可能か確認がとれてからの正式ご注文扱いとなりますので、牽引車の車検証のご準備をお願い致します。
2.運転免許について
普通免許でトレーラーの牽引運転は可能です。
但し、トレーラーと牽引車の全長の合計が12m未満、トレーラーの総重量(車体重量+最大積載量)が750kg未満、高さ3.8m未満という条件があります。
3.配送・送料について
軽トレーラーの組立式キットのみ全国各地へ配送が可能です。
配送は西濃運輸の営業所までとなります。
小型・普通トレーラーキット、全ての車両の完成車・組立のみの車両につきましては原則店頭引渡しとなります。
弊社提携の配送業者へ依頼する事も可能ですが、車両の配送料の為、通常より高くなっております。
※お客様にて配送業者へ依頼する形も可能です。
4.納期について
組立式キットの場合は車検証到着後(銀行振込の場合は入金確認も)1週間後に商品を発送致します。
予備検付き完成車の場合は予備検査に2~3週間の期間を要しますので、発送はその後になります。
但し予備検付き完成車の在庫がある場合は早めの納品も可能です。
組立のみの場合は、予備検査付完成車よりも早くお渡しできますが、目安として1~2週間位です。
シーズンや注文タイミングにより、通常納期と異なる場合も御座います。
納期がご心配の方は事前にお問合せいただければご案内させていただきますのでご安心下さい。
5.連結検討書の作成について
販売形態に制限なく、全てのトレーラーご注文の際に1台分の連結検討書を無料作成させていただいております。
ですが、製造年月日が古いお車等につきましては、作成にお時間がかかります。
また、輸入車・改造車・型式不明車については連結検討書を作成できない場合もあり、その際は950登録というものを行っていただく必要がございますので、お気軽にご相談下さい。
6.品切れ・完売について
商品は実店舗でも販売しております。
在庫数は随時更新しておりますが、注文が同時期に入った場合には既に完売となってしまうこともございます。
万が一、品切れの場合は次回入荷までお待ちいただく形となりますが、外国からの一括輸入の為2~3ヶ月程度掛かります事、ご了承下さい。
7.トレーラーの区分について
トレーラーは大きさにより、軽トレーラー・小型トレーラー・普通トレーラーの3区分に分かれます。
軽トレーラー・・・・・・全長3.4m以下・全幅1.48m以下のもの
小型トレーラー・・・・・全長4.7m以下・全幅1.7m以下のもの
普通トレーラー・・・・・上記以上のもの
それぞれの違いはナンバーや税金などの維持費が変わりますが、小型トレーラーと普通トレーラーの維持費は殆ど変わりません。
詳しくは、下記にてご説明致します。
8.車検について
軽トレーラーは2年毎、小型・普通トレーラーは初回登録時は2年、以降は1年毎に車検が必要です。
民間車検場などに委託するか、直接管轄の陸運支局(軽トレーラーは軽自動車検査協会)へ持ち込んで車検を受けて下さい。
9.税金について
トレーラーにも自動車と同様に「自動車税」(軽トレーラーは「軽自動車税」)と「自動車重量税」という税金が課税されます。税額は以下の通りです。
- (1)自動車税(軽自動車税)
- 軽トレーラー・・・・・・・・年間2,400円程度(市区町村によって異なります)
- 小型トレーラー・・・・・・・年間5,300円程度(都道府県によって異なります)
- 普通トレーラー・・・・・・・年間10,200円程度(都道府県によって異なります)
- (2)自動車重量税(車検毎)
- 軽トレーラー・・・・・・・・・2年分で7,600円
- 小型・普通トレーラー・・・・・2年分で5,000円
10.自賠責保険について
トレーラーにも自動車と同様に自賠責保険の加入が必要です。
金額は軽・小型・普通トレーラー全て同じ金額で24ヶ月分5,120円で車検毎に支払います。
11.任意保険について
トレーラーは基本的には任意保険の加入の必要はありません。
万一事故になっても牽引車が任意保険に加入していれば、その保険が適用されます。
但し、保険内容によっては適用されないケースもありますので、詳しくは保険会社へお問い合わせ下さい。
12.製品保証と点検整備について
トレーラーは構造上、直接海水につけたりするなど使用環境がご購入されたお客様によって大きく異なるため初期不良以外の保証はございませんので予めご了承下さい。
トレーラーは簡単な構造ですが、メンテナンス状況により製品寿命は大きく変わります。
特にハブベアリングへのグリスアップや、ボルト類への防錆剤、海水が付いた場合の水洗いなどは忘れないようにして下さい。
また、冬場など長期間ご使用されなかった場合には、ご使用前に十分な点検整備をお願い致します。
13.高速道路走行について
トレーラーを牽引しても高速道路の走行は可能です。
但し料金区分は一段階上がります。
軽自動車で牽引した場合は普通自動車に、普通自動車で牽引した場合は中型車になります。(走行距離が短い場合は殆ど料金は変わりません)
なお、トレーラーを牽引してETCで通行する場合は、事前に車載器への再セットアップが必要です。
タイヤの数でトレーラーを牽引しているのを判断されますので、再セットアップしてもタイヤの数で牽引しているか、していないかを判断し料金を決定しますので、常に料金が高くなる訳ではありません。
また牽引した場合の法定最高速度は80km/hとなりますので注意して下さい。
14.車庫届出について
次の自治体にお住まいの方は申請が必要になります。
【東京23区、大阪市内、東京・大阪の中心から30Km圏内の市、県庁所在地の市、人口30万人以上の自治体にお住まいの方】です。
該当する方はご注意下さい。届出方法は車庫証明とほぼ同じです。
車庫証明の取得方法について
自動車を購入した時の車庫証明は、ディーラーさんがやっていただけることが多いですが、トレーラーの時はお客様ご自身にて取得していただくことになります。
車庫証明の取得も一度覚えてしまえば難しくありませんので、自動車を購入する時にお客様ご自身にて行うことも可能です。(通常1~2万円前後の手数料を払います)
1.取得手順について
取得手順は次の通りで、2回~3回管轄の警察署へ出向きます。
- (1) 管轄の警察署へ用紙を取りに行く
- (2) 申請用紙の提出((1)の時に同時に行うことも可能)
- (3) 車庫証明書を受け取りに行く
- ・自賠責保険証明書(コピーや領収書は不可で、有効期間が申請日にかかるもの)
- ・トレーラーを確認する次のいづれか1つの書類
メーカー発行の譲渡証明書(弊社から発行するのはこれです)
自動車検査書、抹消登録証明書、自動車検査証返納証明書 - ・認印
- ・免許証
- ・手数料(一般的には750円程度)
- ・自動車臨時運行許可申請書(この用紙は申請窓口にあります)
2.申請時に必要な書類について
・次のいづれか1つで、トレーラー使用の本拠の位置(住所、氏名など)を確認できる書面
【住民票の写し】【印鑑証明の写し】【登記簿の写し】【消印のある郵便物】【公共料金領収書など居住実態または営業実態(法人の場合)が確認できるもの】・認印(受取時に必要ですが、念のため提出時も用意して下さい)
・トレーラーの情報【車名、車体番号、型式、全長、全幅、高さ】(陸運支局へ提出する資料に記載されている情報です。)
3.申請書類について
申請書類は次の4枚の内、3枚を提出します。
トレーラーの使用者と、保管場所の所有者が同じ場合【1】、【2】、【3】
トレーラーの使用者と、保管場所の所有者が違う場合【1】、【2】、【4】4.申請費用について
地域によって異なりますが、申請時に2,000円~2,200円、受取時に500円程度というところが多いようです。
5.申請から車庫証明書発行までの日数について
申請から車庫証明書が発行されるまでおおよそ4~7日程度かかります。
余裕を持って申請して下さい。6.車庫証明書の有効期間について
車庫証明書は発行から1ヶ月という有効期間があります。
その期間内にナンバー取得手続きを終わらせる必要がございますので、ご注意下さい。7.車庫届出(軽トレーラーの場合)について
軽トレーラーは車庫証明を取得する義務はありませんが、次の自治体にお住まいの方はナンバー取得後に車庫届出を提出する必要があります。
その自治体とは【東京23区、大阪市内、東京・大阪の中心から30Km圏内の市、県庁所在地の市、人口30万人以上の自治体にお住まいの方】です。
該当する方はご注意下さい。届出方法は上記の車庫証明とほぼ同じです。仮ナンバーの取得方法について
小型トレーラーや普通トレーラーの予備検査とナンバー取得の際には、仮ナンバーを取得してトレーラーをけん引して管轄の地方陸運支局へ持ち込む必要があります。
1.仮ナンバーの取得手続きについて
仮ナンバーはの取得は、申請者がお住まいの市区町村役場にて申請し、交付を受けます。
2.手続きに必要な書類について
3.仮ナンバーの申請日と有効期限について
仮ナンバーの申請は、申請日の当日か翌日(金曜日に申請した場合は、翌月曜日も可)からの使用に限って申請可能です。
何日も先の申請はできませんのでご注意下さい。
また仮ナンバーの有効期間は通常1日となりますが、申請方法によっては最大5日程度まで可能です。
但し申請場所によって最大1~3日程度の有効期間とされる場合もあるようです。
基本的には必要な日の当日か前日に申請するのが良いです。4.仮ナンバーの返却について
仮ナンバーを紛失したり、返却を怠るとナンバー代を請求されることがあります。
トレーラーの登録が完了したあとは、速やかに返却して下さい。希望ナンバーの取得方法について
自動車と同様にトレーラーでも希望ナンバーは取得できます。
以前は取得できなかった軽トレーラーも取得できるようになり、全てのトレーラーは取得可能です。
手続きはインターネットのみの受付となります。1.希望ナンバーの申請について
希望ナンバーの手続きは(社)全国自動車標板協議会のホームページから申請します。
URLは【https://www.kibou-number.jp/kibou/index.html】です。2.申請方法について
申請方法は上記ホームページから【申込】→【新規申込】→【申込フォームへ】に入ります。
3.代金の支払い
インターネットでも申込完了後に、代金振込依頼のメールが届きます。
そのメールの内容に従って代金の振込みをお願いします。
代金は2,100円で、振込時の名義欄に申込番号を記載する必要がりますので、インターネットバンキングでは対応できない銀行もございますのご注意下さい。4.希望ナンバーの交付
代金の振込確認後に希望ナンバーの交付時期を記載したメールが届きます。
その交付期間内に指定場所にて希望ナンバーの交付を受けて下さい。