バッテリー電解液注入方法(開放式バッテリーの場合)
ガス抜き口のキャップをはずし、注入口のシールドをはずしてください。
バッテリー液タンクのゴムキャップをはずしてプラスチック先端を切り取ってください。
付属のチューブを使って、各注入口(6箇所)にバッテリー液を注入してください。
その際、LOWER LEVEL以上UPPER LEVEL未満までバッテリー液を注入して下さい。
バッテリー本体にバッテリー液がしみこむまで、しばらく時間がかかりますので、注入後20~30分程度放置して下さい。
この時、バッテリー本体が暖かくなる場合があります。
(しばらく放置しないとバッテリー液不足により、バッテリーの性能が落ちてしまいます。)
放置後、LOWER LEVELラインよりバッテリー液が下がったらバッテリー液をLOWER LEVEL 以上 UPPER LEVEL未満まで追加注入して下さい。
注入が終わったら注入口のシールドを完全にはめ、ガス抜き口に付属の透明チューブを付け、車両外部へ逃がしてください。
※最初、補充電をされるとバッテリーの寿命が長くなりますので補充電をお勧め致します。
バッテリー取り扱い時の注意
- ・法令により、液別タイプバッテリーは18歳未満への販売は出来ません。
- ・電解液は希硫酸ですので、取り扱いには充分ご注意下さい。
- ・希硫酸は、腐食性の強い化学薬品なので失明ややけどの原因となります。
- ・取扱時には保護メガネ、ゴム手袋を着用したうえ、十分にご注意下さい。
- ・電解液が目、皮膚、衣類、物についたときは、直ちに多量の水で洗い、飲み込んだときは直ちに多量の飲料水を飲んでください。
特に目に入ったときや飲み込んだときは、速やかに医師の治療を受けて下さい。 - ・バッテリーから水素ガスの発生(特に充電終期)があり、取扱いを誤ると引火爆発の原因となりますので、火気のあるところや密閉された場所で交換作業をしないでください。
- ・保管中または運搬時等に転倒、破損をして電解液が流出した場合、重炭酸ソーダ(重曹)などで中和(泡がでなくなるまで)してから、多量の水で薄めて洗浄してください。
腐食または汚染の原因となることがあります。